カメハッピー氏のフォトログ

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2017白鳥日記20〜安来2-9

撮影手記

2016/12/18
◆キュビズム的な浪漫飛行を求めて◆
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誰の目からも当然失敗写真にしか見えないこんな写真が撮りたくて、SS1/4秒でシャッターを切ります。
現実を写す写真としては失敗なのかもしれませんが、私の目から見ると、見れば見るほどにピカソ的キュビズムに見えてきます。

最初の白鳥が飛び立つ頃は、まだ夜も明けきらず薄暗く、周りにはたくさんの白鳥がいます。飛び立つ時は周囲の白鳥の写り込みも気になり、数羽の群れが一塊で飛んでいく姿を超スローで撮影するいい機会だと思っています。
これは、SS1/4秒の飛び立ちシーンですが、
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普通に写ってしまったこんなスローSS写真より、
何が何だか?…みたいな、こっちの写真の方が何倍も面白いと感じるのです。
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現実からかけ離れていても白鳥が飛んでいるように見えさえすれば、とりあえず本質は捉えたみたいに、ピカソの世界に入っていった気分なのです。

これは現地で描いた普通の白鳥の絵ですが、
愛嬌がありすぎてほとんどマンガに見えなくもありません。現実に向き合い忠実に描けば描くほど、画力の向上にはつながりますが、正確さにおいて写真には絶対にかなわないのです。
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下の絵は伊藤若冲の鶏ですが、写真では同色で見えないような羽毛の造りを象徴的に描いています。写真に出来ないものこそ絵としての価値ですそのものです。このように昔の画家は、写真のある現代において尚一層その偉大さが引き立って見えます。
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また鳳凰のような空想の鳥も然りです。
現実を写し取ることしかできない写真では絶対に出来ないこと、これこそ絵なのです。
今私がやりたいのは、
スローシャッターという非現実的な写真から得られる流麗な翼の動きをなんとか絵にできないものか…ということです。ピカソのようなキュビズム的な日本画を白鳥を題材にして描きたいと思っています。
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キュビズムって面白い。

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