◆動物王国へ行く◆
神姫バスで三ノ宮に出て、そこからポートライナーに乗り京コンピューター駅で降りれば、
そこが動物王国の北エントランスでした。今まで車で来ていたときは、反対側の南エントランスでした。いつもとは逆になっていることに暫く気が付かず、模様替えをしたのかなァ~、なんて考えながら入場したボケ爺さんの日記です。
入場一番、手始めにフクロウを描こうとしたのですが、いません。模様替したと思い込んでいるので「フクロウはどこに引っ越ししたの?」と聞くと、「南ゲートの方で、ここから反対になります…」だって、この時初めて勘違いに気が付きました。同時に、ボケ具合の深刻さにもネ。
となるとフクロウは最後に取っておいて、一番の目当てである金鶏を探そうではありませんか。ところが、ここはほとんどの動物が放し飼いです。探すのも一苦労、そこで金鶏の居所(エリアだけでも)を尋ねてみました。
「ここにいますよ」と指さす方向を見ると地味な雌鶏がいました。雄鶏の所在を聞いてみましたが、今はいないとのことでした。がっくりです…
現在の住人は地味すぎる雌鶏で、
華やかな雄鶏は過去の人(鳥だけど)となっていました。チ〜ン
ないものねだりをしても始まりませんから、
今や動物王国のシンボルアニマルとなったハシビロコウを描くことにしました。放し飼いになっているということは、とてつもなく近くに来る場合があります。しかし織の中と違って動き回るので、困ったものです。その中にあって、このハシビロコウは10分間以上ポーズを撮り続けてくれることがあります。
それでもいつ動き出すか分からないので、シャシャッと描いて少しずつ修正していきます。どこかに行ってしまったら、分かる範囲で修正して、また近くに行って細部を確認するように描きなおして、まあこの程度現場スケッチできたら御の字です。
冒頭のミミズクは展示室内で、時たま目を閉じたりしますが、ほとんど動くこともなく、静物画の如しです。じっくり細部に至るまでその場で仕上げられます。
スーパーモデルのハシビロコウが動き出しました。細部を残してほぼ描けていたので、さらに2〜30分追いかけ回して仕上げることができました。
最大の目標を失って失意の中でスケッチをしていたら、目の前にまたピカピカの鳥がやってきました。虹雉です。これは、王子動物園で一番描きたいと思っていたものでしたが、まさかここで出会えるとはネ
飼育係さんが私がスケッチをしていることを知っていて、私の近くに餌を撒いてくれました。私はこういうとき、自分の考えたポーズにできるだけ彼らの細部を収めていくようにします。なにしろ1分として同じポーズを取ってくれないので、一から描く余裕はありません。ここまで気を使ってもらっても制限時間5分です。近くで観察できてとてもラッキーでした。
これは遠目に見ていたとき描いていた荒いタッチの絵に細部の羽などを当てはめていったスケッチです。
日本画の題材としては、ハシビロコウはいったん置いときます。虹雉やミミズクが生息しているところはどこでしょうね,絵の素材と考えるとその背景が少し気になります。
そこで背景探しのスケッチに出かけることとしました。まずアジアの森は
レッサーパンダのレストランだった。
次は熱帯の森、
ここには人気者のオオハシがいて、エサを持つ腕に乗ってくれて記念写真がお決まりのパターンですが、私の目を引いたのが…
飼育係のお姉さんとじゃれまくっている金剛鸚哥の方でした。
王子動物園で園児の目にさらされながら描いた金剛鸚哥の図にこの風景をマッチングさせると良い絵になりそうです。
最後に
「花鳥園に夢破れて雌鶏あり」ということで
B5サイズの小さいスケッチブックにチャチャッと書いて終了。
動物王国を出たら寄ってみたいところがありました。なぎさ公園からポートタワーを望む風景をスケッチしたいと思ったのです。今年の夏ここから花火大会を撮影したので、神戸花火の絵もぜひかいてみたい素材なのです。
花火の絵ですから、これの夜景になるわけです。この夜空にファンタジーを描いてみたいネ。
絵だと写真よりもっとファンタジーになる。
神姫バスで三ノ宮に出て、そこからポートライナーに乗り京コンピューター駅で降りれば、
そこが動物王国の北エントランスでした。今まで車で来ていたときは、反対側の南エントランスでした。いつもとは逆になっていることに暫く気が付かず、模様替えをしたのかなァ~、なんて考えながら入場したボケ爺さんの日記です。
入場一番、手始めにフクロウを描こうとしたのですが、いません。模様替したと思い込んでいるので「フクロウはどこに引っ越ししたの?」と聞くと、「南ゲートの方で、ここから反対になります…」だって、この時初めて勘違いに気が付きました。同時に、ボケ具合の深刻さにもネ。
となるとフクロウは最後に取っておいて、一番の目当てである金鶏を探そうではありませんか。ところが、ここはほとんどの動物が放し飼いです。探すのも一苦労、そこで金鶏の居所(エリアだけでも)を尋ねてみました。
「ここにいますよ」と指さす方向を見ると地味な雌鶏がいました。雄鶏の所在を聞いてみましたが、今はいないとのことでした。がっくりです…
現在の住人は地味すぎる雌鶏で、
華やかな雄鶏は過去の人(鳥だけど)となっていました。チ〜ン
ないものねだりをしても始まりませんから、
今や動物王国のシンボルアニマルとなったハシビロコウを描くことにしました。放し飼いになっているということは、とてつもなく近くに来る場合があります。しかし織の中と違って動き回るので、困ったものです。その中にあって、このハシビロコウは10分間以上ポーズを撮り続けてくれることがあります。
それでもいつ動き出すか分からないので、シャシャッと描いて少しずつ修正していきます。どこかに行ってしまったら、分かる範囲で修正して、また近くに行って細部を確認するように描きなおして、まあこの程度現場スケッチできたら御の字です。
冒頭のミミズクは展示室内で、時たま目を閉じたりしますが、ほとんど動くこともなく、静物画の如しです。じっくり細部に至るまでその場で仕上げられます。
スーパーモデルのハシビロコウが動き出しました。細部を残してほぼ描けていたので、さらに2〜30分追いかけ回して仕上げることができました。
最大の目標を失って失意の中でスケッチをしていたら、目の前にまたピカピカの鳥がやってきました。虹雉です。これは、王子動物園で一番描きたいと思っていたものでしたが、まさかここで出会えるとはネ
飼育係さんが私がスケッチをしていることを知っていて、私の近くに餌を撒いてくれました。私はこういうとき、自分の考えたポーズにできるだけ彼らの細部を収めていくようにします。なにしろ1分として同じポーズを取ってくれないので、一から描く余裕はありません。ここまで気を使ってもらっても制限時間5分です。近くで観察できてとてもラッキーでした。
これは遠目に見ていたとき描いていた荒いタッチの絵に細部の羽などを当てはめていったスケッチです。
日本画の題材としては、ハシビロコウはいったん置いときます。虹雉やミミズクが生息しているところはどこでしょうね,絵の素材と考えるとその背景が少し気になります。
そこで背景探しのスケッチに出かけることとしました。まずアジアの森は
レッサーパンダのレストランだった。
次は熱帯の森、
ここには人気者のオオハシがいて、エサを持つ腕に乗ってくれて記念写真がお決まりのパターンですが、私の目を引いたのが…
飼育係のお姉さんとじゃれまくっている金剛鸚哥の方でした。
王子動物園で園児の目にさらされながら描いた金剛鸚哥の図にこの風景をマッチングさせると良い絵になりそうです。
最後に
「花鳥園に夢破れて雌鶏あり」ということで
B5サイズの小さいスケッチブックにチャチャッと書いて終了。
動物王国を出たら寄ってみたいところがありました。なぎさ公園からポートタワーを望む風景をスケッチしたいと思ったのです。今年の夏ここから花火大会を撮影したので、神戸花火の絵もぜひかいてみたい素材なのです。
花火の絵ですから、これの夜景になるわけです。この夜空にファンタジーを描いてみたいネ。
絵だと写真よりもっとファンタジーになる。