カメハッピー氏のフォトログ

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畑のフォトグラファー18

撮影手記

2015//05/16(05/17加筆)


◆ツバメ撮影講座・初級編◆
どこにでもいるありきたりなツバメですが、いざ撮るとなると並大抵ではありません。ツバメなんか撮りたいという物好きな人も少ないと思いますが、もし撮ってみたいと思っている人がいたら、参考にしてください。
野鳥初心者kmhppyが自分のやっている撮影方法を解説します。
KIMG0111.jpg
レスポンスが勝負のツバメ撮影では、ファインダーなどというものは使いません。当然、ライブビューなどもってのほかです。照準器だけで素早く対応します。
撮影前には、照準器のチューニングは欠かせません。三脚にセットして、ツバメとの理想的な距離を想定してセッティングします。

まずは、30m(ツバメ撮影の理想的距離)ほど先の標的に向けピントをしっかり合わせます。
ファインダー像
D81_3574.jpg
カメラの視線よりやや上からの視線になる照準器ですから、距離によって照準機のマークの位置とフレームの中央が変わってきます。

照準機の方向を決め、視線角度を調整し、照準のマークの中央にAFポイント(フレーム中央)がくるように微調整したら出来上がりです。
照準(赤い3つ◯印)とカメラの視線方向に注目して見て下さい。
カメラ&照準機の視線方向
IMG_1414_20150516193706257.jpg
照準器は自分が決めた約30m先の基準点を指すだけの役割です。したがって、その基準点より遠くの被写体についてはマークの上部が、至近距離でマークの下部がフレームの中央(カメラのAFポイント)になり、そこでピントが合います。
これが基本的な照準機の使い方になります。
照準機像
IMG_1411.jpg
フィールドでまず最初にやる事は、距離感の把握になります。照準機を見ながらあっちこっちを撮ってみて、あの辺で撮るときは照準のこの辺で合わせるとか、撮る場所と照準の位置を把握します(すぐ忘れるけど…笑)。

ファインダー像(上から2つ目の写真)と照準機像(直前の写真)を見比べて下さい。ファインダーでは、飛んでいるツバメを見つける事が不可能と言っていいくらい視野が狭い事が分かります。それだけではなく、最初はピントも出鱈目でさらに探しにくい状態なのです。それに比べ照準機は視野が広く、ピント位置まで推し量る事が出来ます。これが照準機を使う主な理由です。

三脚から一脚に変えて出陣ですが、その前にテストショット。見事に雀を中央で捉えました。
D81_3600.jpg
田圃の畦に陣取ってツバメを待ちます。
D81_0693.jpg
この撮影では、ファインダーを見て構図やピントの確認などやっている暇はありません。うまく行けば、もれなく日の丸構図ですが、何か?

また私の場合、一脚はカメラを固定する道具として使いません、ツバメを待つ間のアームレストに過ぎません。だって…カメラって重いもんネ。ツバメを見つけ次第、カメラを持ち上げて照準器で捉え間髪を入れず、手持ちでシャッターを切り続けます。
こういう撮影が通用するのは、背景が空または水面の様にフラットなもの、すなわち今の時期だけの限定的なものです。

田植えが終わり、背景に変化が多くなると
ツバメを照準器の中央の赤丸の中で捉える事自体難しいのに
D81_0679.jpg
少しでもズレると、否ズレていなくても背景にピントを引っ張られてしまい、ピンボケ大量連写となってしまいます。
D81_0691_20150516113439848.jpg
うまくやっているつもりでも、ピントが合っているかどうかの保証すらありません。こんな調子ですから、まともな撮影ではありません。本当に疲れますネ…、もっといい方法があったら教えて下さい。
でも、あと一歩、もうすぐ目標に届きそうだと感じているから、何度やってもうまく行かないにもかかわらず、なかなか止められないのです。

田圃を稲が覆うようになると、照準機による手持ち撮影ではまったく写らなくなってしまうので、三脚を使います。稲の上を飛ぶツバメの飛行コースを予測して、ファインダーで捉えピントをしっかり合わせて撮りに行きます。普通これが正攻法でしょう。

田植えが始まるまでのもう少しの間は、この邪道撮影で遊べそうです。

作例
D3X_3549_201505161134367ea.jpg
拡大画像
主な設定
 >撮影モード:絞り優先オート(絞り解放)
 >露出補正:+0.7〜+1/0(空や水面が中心なのでこの設定)
 >シャッタースピード:1/1000秒以上(カメラを空に向け、ISO感度で調節)
 >オートフォーカスモード:21点ダイナミックスAF-C
オートフォーカスには色々なモードがあるのですが、今のところこれでうまく行っています。さらに、AFロックオンという機能もありますが、変幻自在に飛ぶツバメにはOFFが妥当かと思います。ですから、外さないようにAFポイント(照準)でしっかり捉える事が基本です。唯一テクニックと言える部分はここしかない。

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Comments

ご教授お願いいたします。
今ニコンのD7200の購入を思案してますが、鳥狙いとしての設定を教えていただけませんか。
現在仮にですがD5200で色々試してますが、飛び物に最適な設定で迷ってます。
◆ツバメ撮影講座・初級編◆
◆ツバメ撮影講座・初級編◆参考になります有難うございます。照準器のみでの撮影なのですね。色々な撮影講座よろしくお願いします。楽しみにしています。

色々な撮り方の紹介ありがとうございます
今年は無理ですが来年ミラーレス一眼で挑戦してみます。
多分、ミラーレス一眼のコントラストAFで撮れると怖いものなしかも・・・
サーキットでの撮影 歩留まりは私も含め
体力、気力、腕?かも知れませんね。
ただし気力はビールの影響かも・・・
私は撮影よりビールが楽しみですけど・・・
discoさん こんばんは
私の場合、鳥狙いの設定は二通りあります。
一つ目は白鳥です。SS1/20秒以下の露出モード:シャッター優先を使います。スローシャッターの場合はND8(減光)フィルターが必要です。白鳥は白い鳥なので、-1.0EV補正が必要です(露出モード:マニュアルなら補正は関係ない)。
二つ目が小鳥の飛翔です。SS1/1000秒くらい欲しいので、露出モード:絞り優先(開放絞り、サンニッパだと迷わずF2.8です)、それでもSSが上がらないときはISO感度を上げます。D810はISO400までノープロブレム、D3XはISO500で高感度ノイズ除去を強、D7100はノイズを押さえると解像度を犠牲にします(明るいとき限定)。
D7200を見当されているみたいですネ、D7100からかなり進化していると思いますが、
どうせならD810がイチオシです。×1.2クロップの2400万画素は、D7100(DX2400万画素)と画質が違いすぎます。
的が絞れす、ダラダラと書いてすみませんでした。
夢ひかりさん こんばんは
雨でも降って、する事がない退屈な日に第二弾を出します。乞うご期待。
ただし、気長に待つ事(笑)。
zuikoさん こんばんは
家から一歩出ればツバメがうじゃうじゃいるじゃありませんか、今すぐにやりましょう。
白鳥よりハマってしまいますよ、きっと。1回2000ショットってモータースポーツ並みでは(…アホですネ)







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